医局員募集
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医学の発展なくして医療の進歩なく、医療の進歩なくして医学の発展なし。医療と医学は車の両輪のような関係であり、医療と医学がともに前進することによって、これまで治療法がなかった難治性疾患の「根治」がはじめて可能になります。日常臨床と医学研究とが融合しつつある現在、医師は、臨床と基礎の2つの視点を持つことが重要になっています。「免疫」という窓を通して、臨床と基礎の2つの視点から病気を診る医療人が育つような講座づくりを目指しています。
リウマチ・膠原病・アレルギー内科の特徴
われわれの講座の特徴は、内科専門医、リウマチ専門医から構成された臨床チームと熟練した実験手技を持つ基礎研究のチームから成り立っています。この理由は標準化され正確な臨床情報に裏打ちされた患者検体を基礎に落とし込んで、各々の患者さんに見合った治療、すなわちテーラーメイド医療を可能にするため、また病態を明らかにすることで、新たな診断薬、治療薬を開発するためでもあります。
岩手県は四国が丸ごとと同じ面積を有しています。ゆえに、膠原病の診療圏も非常に幅広い面積をカバーする必要があります。われわれの講座では、webを用いた遠隔ミーティングを介して、遠隔にある拠点病院と症例を検討することにより、広大な診療圏をカバーしていきます。そのため、多くの症例と触れることが出来、これは、都会で研修するのとほぼ変わらない症例経験を積むことが出来ると考えています。
主な研究
免疫疾患の病態形成に重要なタンパクであるサイトカインや免疫疾患のバイオマーカー開発、患者検体から病気の原因となる分子の探索などの研究のほか、免疫疾患にアクセスする研究以外に、免疫調節を用いた新規のがん治療薬の開発も行っています。われわれの研究実績ですが、論文の引用件数は10000回を超えており、研究費取得も20億以上となっております。
研究について詳しく見るわれわれが目指す、リウマチ・膠原病・アレルギー内科
最近、抗体医薬品や特異的にシグナル伝達を阻害するような分子標的薬が臨床応用され、これまでの臓器別、診療科別に疾患を捉えるのではなく、病態を切り口として免疫難病やがんに対して診療および研究に対応すべきことが分かって来ています。われわれは、大学や診療科の垣根を越えて診療・研究に行い、新たな診断薬、治療薬を開発し、患者さんへの貢献および岩手県の経済に貢献したく考えています。
教 育
われわれが育成したい人材は、信頼される臨床医であり、かつ基礎と臨床の2つの視点をもつ研究医でもある医師であります。
お問い合わせ
入局に関するお問い合わせは下記よりお願い致します。お気軽にご連絡ください。
岩手医科大学 内科学講座 リウマチ・膠原病・アレルギー内科
019-613-7111